【国語の勉強法⑤】空欄補充問題の解き方③
皆さん、こんにちは!さくらアカデミー講師の井元です。
私はこれまで、神奈川県の大手集団進学塾で小学生・中学生を対象に国語・社会等の科目を中心に指導してまいりましたので、本日も国語の勉強法について少しだけ紹介させていただければと思います。
前回は、空欄補充問題の解き方の4つのステップのうち前半2つ(「①空欄部分をたずねる疑問文を作る」、「②空欄に入る言葉を予想する」)について、お話しさせていただきました。今回はその続きということで空欄補充問題の解き方の4つのステップのうち後半2つについて、お話ししていきたいと思います。中3生はもちろん必見ですし、他の学年の方にも、非常に参考になると思いますので、是非ご覧いただければと思います。
空欄補充問題の解き方三つ目のステップは、「③空欄の前後に似た表現や言い換えを探す」です。空欄の前後に似た表現や言い換えを本文から探し線を引くと、その線で挟まれている部分がおそらく空欄に該当する部分であると判断することが出来ます。このステップがテクニック的には一番重要で、国語が苦手な方でもこれを知っていれば、本文の該当箇所に辿り着ける可能性が格段に上がります。
空欄補充問題の解き方四つ目のステップは、作った答えを「④代入して確認する」です。
もちろんステップ③と④の間に「本文の該当箇所を元に自分で答えを作る」がありますが、今回それは割愛します。大事なことは、どれだけ内容面がよく書けていようとも、空欄に当てはまる形でないと正解にならないということです。空欄の外の部分と表現が重複してしまっていたり、空欄の外の部分に上手くつながらなかったりすると不正解になってしまいます。ですので、自分で作った答えを必ず空欄に代入して読み、合っているかどうか確認しましょう。
ということで、空欄補充問題の解き方の4つのステップ(「①空欄部分をたずねる疑問文を作る」、「②空欄に入る言葉を予想する」、「③空欄の前後に似た表現や言い換えを探す」、「④代入して確認する」)についてお話しさせていただきました。
ただ文面だけですと、伝わりづらいかと思いますので、
↑こちらの動画の後半に私の解説動画がございます。ホワイトボードの文字が小さかったり、蛍光灯が反射したりしていて少しお見苦しいかとは思いますが、ご覧いただければ幸いです。
ちなみに2021年度青森県公立高校入試大問四(2)の問題を解説させていただいておりますが、動画の前半では十和田官庁街通り教室の南先生が同じ問題を別のアプローチで解説しておりますので、よろしければそちらも合わせてご覧いただければと思います。
今後も少しずつ、ブログで発信していこうと思っていますが、勉強の正しい努力の方法と大切さの指導は、是非さくらアカデミーにお任せ下さい!