総合型選抜に向いている生徒

2022.02.06 ブログ

皆さん、こんにちは。

福山です。


以前の記事で「学校推薦型」と「総合型」の違いについてざっくり説明しました。

その内容を簡単に言ってしまえば、「学校推薦型」は学力重視、「総合型」は志望理由重視です。

そこで本日はもう少し踏み込んで「総合型選抜に向いている生徒」について書いていきます。向いていない生徒はその逆です。

総合型選抜に向いている生徒の特徴は3点です。

・無人島にたった一人取り残されても生きていける生徒

・挑戦を楽しめる生徒

・消去法で選ばない生徒

 

総合型選抜に向いている生徒の特徴1
「無人島にたった一人取り残されても生きていける生徒」

これは自給自足ができる生徒という意味ではありません。

自ら問題を発見し、解決できる生徒という意味です。

少し前は“大人の力”を使い推薦入試に合格させることはできました。
これは、生徒が1ミリも成長せずとも無理やり合格に持ち込むことはできたということです。

しかし、総合型選抜が浸透してきた今は指示待ちの生徒、大人に依存してしまう生徒を合格まで持っていくことは至難の業です。

 


総合型選抜に向いている生徒の特徴2
「挑戦を楽しめる生徒」

考え方次第では推薦入試よりも一般入試の方がわかりやすいです。

共通テストで○○点取れば合格など基準があるからです。

しかし、推薦入試ではそういう類の基準がありません。

推薦で頑張ってダメなら仕方ない。受かればラッキー。ダメなら一般入試で合格すればいいと思えるくらいのチャレンジ精神が重要です。

 


総合型選抜に向いている生徒の特徴3
「消去法で選ばない生徒」

これも少し前までは「推薦入試=学力試験では望みのない」生徒の最終手段でした。

しかし今は、総合型選抜などの推薦入試を受験する生徒の数が増えてきており、「総合型選抜=一般入試でも十分合格する生徒の青田刈り」状態です。

そこで肝に銘じてほしいのが、「逃げで推薦入試を受験するのは茨の道」ということです。たとえ合格してしまっても、大学のレベルについていけない可能性があります。

このように、消去法で推薦入試を受験するのは受かっても、落ちても地獄です。

「本当にやりたいこと」がその大学に無いなら、推薦入試はやめておきましょう。

だけど・・・


ここからが一番伝えたいことかもしれません。

たいていの高校生は、「自分の本当にやりたいこと」なんてわかりません。

むしろ大学生や社会人ですら、わからないと思います。

それはなぜか・・・?

それは自己分析の仕方を知らない、間違っている、経験がないからです。


さくらアカデミーの推薦入試対策は「自分の本当にやりたいこと」探しをサポートします。そうすれば、本当に行きたい大学を受験することができます。