【連載ブログ・弘前大学医学部合格者】第二十一回 定期テストの勉強について③
今回は前回の続きを書こうと思います。
定期テストの英語の勉強ですが、基本は教科書の本文を見てすぐに和訳を思いつくまで勉強を繰り返せばいいと思います。
ただの暗記になってしまうと意味がないので、細かく分けても理解して訳せれればいいと思います。僕は3年生の時の考査で、英単語などの覚えるものが3000くらいあった時があったのですが、暗記は事前に細かく分けて覚えていくしかないです。
英語の場合はテストを作る先生が三人いたのですが、誰が教科書を引用しやすいか、問題をどこから出すか、長文要約を出すのかなど全て計算して勉強していました。
次は社会です。元々その教科が好きな人なら苦ではないですが、ただ覚えるという勉強は結構大変だと思います。なので僕は、友達を有効活用する方法を採りました。
まずは友達と点数を勝負することを約束しました。授業の合間などに問題を出し合って、答えられなければ相手をやばいと思わせることができ、またその逆も然りです。
このように、暗記が大量な社会は自分が楽しめるようにしてなんとか乗り切っていました。
ちなみに、暗記をする際にひたすら書くのは非効率だと僕は思います。僕は英単語でもなんでも見るだけで記憶していました。そして何も見ないでそれを思い出すことによって、頭がフル回転します。
スペルを覚えるため、漢字を覚えるためのような理由もあるかと思いますが、ひたすら書く勉強は同じ文字を羅列していくただの作業になりかねません。
もし書いて覚えるのだとしたら、全て同じ数ずつ書いていくのではなく、自分が覚えたと自信がついたらもう次に行っていいと思います。数を決めること、ノートを埋めることはただの勉強をした達成感にしかならないです。
最後に国語です。僕は現代文は、問題を解いて解説を見ることでしか勉強にならないと思っているので、テスト範囲の本文を把握することと漢字を完璧にすることだけやっていました。これくらいなら当日でも可能です。
古典は英語の本文と同じように見てすぐ訳をかけること、それをまた戻せるまで勉強すればいいと思います。そして授業で触れたところなどの重要表現を勉強していけばいいです。
僕は自分に合ったやり方を見つけるのが遅く、逆に見つけてからは一桁の順位を取ることもできたので、一年生のうちから探すことをお勧めします。
次回からは医学科について書こうと思います。