【学年末考査】成績爆上がり事例紹介 八戸東高校1年

2021.03.04 ブログ

皆さん、こんにちは。
本日は今回の学年末考査で点数が爆上がりした生徒をご紹介します。
また、なぜ成績が伸びたのか?についても私の考えを書いていきます。

成績爆上がり教科


数学 72→99(27点UP)
物理基礎 38→75(37点UP)
総合 869→949(80点UP)

※他にも得点アップした教科がありますが、今回は爆上がりしたものだけを掲載します。


それでは次に、「なぜこの生徒はこんなに伸びたのか?」について考えていきます。

 

意識が変わった


まずはこれです。

断っておきますが、前回までが「意識が低かった」わけではありません。

今年に入り、生徒は「総合型選抜コース」に変更しました。

このコースでは、1年生であっても受験勉強をしているという意識を持つことができます。

よく高3が口にする、「高1から今のようなモチベーションで勉強していればなあ~」の状態です。

なぜ、意識が上がったのかというと、このコースが目指す総合型選抜入試(旧AO入試)では、学校の評定成績が大きな評価対象になるからです。

生徒は今頑張ることが、2年後の入試のためになると腑に落ちたのです。

また、3年生のように定期試験以外の対策はまだ不要なので、全力で定期試験に向かうことができました。

 

 

学習時間量が増えた


意識が変われば、自然と行動も変わります。

学習時間が増えれば、大体の生徒は成績が上がります。

特に、定期試験のような出題問題がおおよそ予測がつく試験においては、勉強時間を増やすことはかなり有効な手段です。

今回の成功体験によって、生徒はより学習をするようになると思います。

次回のテストも期待大ですね。

 

 

問題傾向を分析をするようになった


今回の成績増を生徒本人に振り返ってもらいました。

すると、生徒からこんな言葉が返ってきました。

「前回までの定期試験の問題を見て、先生の出題傾向を分析して、出そうな問題を意識的に学習しました」

さすがです!!完璧です!!

この問題傾向分析は、定期試験勉強の神髄です。

出題者がわかっているテスト程、攻略しやすいものはありません。

生徒がこの考えに至るまでには、①意識変革②学習量増が必須条件となります。


その理由は、

まず、意識が変わらなければ、そもそも分析のような「めんどくさいこと」なんか絶対にしません。

手っ取り早く、そこそこの点数を取れる方法を選択するはずです。

また、学習時間が増えなければ、分析のようなある種「ヤマをはる」行為はリスクが高すぎるので、こちらも絶対にしません。

それよりも、提出が義務付けらている宿題やワークを解くでしょう。

 

最後に

 

今回のこの生徒は、成績が上がるべくして上がったと言えると思います。

また、次の試験に向けて、生徒なりの工夫や試行錯誤が見られるといいなと思っています。

一緒に頑張っていきましょう!!