【国語の勉強法⑫】心情③

2022.02.24 ブログ

皆さん、こんにちは!さくらアカデミー講師の井元です。

私はこれまで、神奈川県の大手集団進学塾で小学生・中学生を対象に国語・社会等の科目を中心に指導してまいりましたので、本日も国語の勉強法について少しだけ紹介させていただければと思います。

 

前回は、中学3年生はあと半月ほどで青森県公立高校入試があるということで、残りの期間で少しでも点数が上げられるように、順番を変更して心情のつかみ方について、お話しさせていただきました。本日も同様の目的で、心情の記述問題について、お話ししていきたいと思います。今回も、中3生はもちろん必見ですし、他の学年の方にも、非常に参考になると思いますので、是非ご覧いただければと思います。

 

まず、心情の記述問題には、大きく三つのパターンがあります。

 

一つ目のパターンは、心情だけを記述するパターンです。

これは短い文字数の記述問題であることが多いです。対策としては、前回お伝えした心情が読み取れる表現に線を引き、間接的な表現であれば直接的な表現(心情語)に直す訓練をしていれば問題ないです。

 

二つ目のパターンは、理由・対象・説明+心情を記述するパターンです。

これは中くらいの文字数の記述問題であることが多いです。心情だけを書いても文字数が足りない場合に、理由(なぜその心情になったのか)や、対象(何に対してその心情になったのか)や、説明(具体的にどのような心情になったのか)を記述します。理由・対象・説明+心情という順番で表記していますが、コツとしては、まず心情を考えてから理由・対象・説明を考えた方がわかりやすいです。

 

本日は、心情の記述問題三つのパターンのうち、一つ目のパターン(心情だけを記述するパターン)と、二つ目のパターン(理由・対象・説明+心情を記述するパターン)について、お話しさせていただきました。次回は、三つ目のパターンについて、お伝えしていこうと思います。是非ご覧下さい。

 

今後も少しずつ、ブログで発信していこうと思っていますが、勉強の正しい努力の方法と大切さの指導は、是非さくらアカデミーにお任せ下さい!