効率的な勉強法

2022.01.26 ブログ

みなさん、こんにちは。
福山です。

今日は入会時に頻繁に聞かれるある質問について書いていきます。

私がよく相談されるのは「効率の良い勉強法を教えてください。」という類の質問です。

「効率が悪い」勉強法から「効率が良い」勉強法になるためには、どうすればよいのでしょうか?

結論を言ってしまえば、「沢山失敗をすること」で効率は良くなります。

ここでいう失敗とは、トライ&エラーのことです。

別の言い方をすると、やってみて、改善点を見つけて、絶えず修正を加えていくことです。

なぜ沢山失敗すれば勉強効率が良くなるのか?

例を挙げて説明します。

1週間後に英単語200個のテストがあるとします。
生徒A~Cの3名は同じ勉強法で学習に取り組みました。

生徒の勉強法:「前日に200個詰め込む」
この時点でこの勉強法が良いとか悪いとかありません。

テスト結果は3人とも80点でした。

生徒Aは、1日だけの勉強で80点取れたと大満足です。

生徒Bは、1日だけの勉強で80点取れたと少しがっかりしています。
「90点くらいは取りたかったな」と。
生徒Bは、次のテストでは2日前から覚えていこうと決めました。

生徒Cは、点数以前に自分の勉強法にしっくり来ていません。
「単語の効率的な覚え方はないのかな?」とネットで検索し、
どうやら「語源」を使って覚えるのが良いらしいと結論づけました。

この3名の中で「沢山失敗すること」が上手な生徒はBです。

Aは80点を失敗だと思っていません。
このやり方こそ「効率の良い勉強法」だ。と思っているでしょう。
自分のやり方に執着し、なかなか成長が難しいタイプです。

Cも悪くはありませんが、全く別のところに答えを求めるのは少し危険です。
情報に埋もれ、「結局どうやったらよいの?」となりがちです。
勉強法の知識についてはとても詳しくなる生徒です。

Bは80点を失敗ととらえ、あと10点を取るための試行錯誤ができる生徒です。

まとめ
勉強法は少しずつ良くしていくものです。
そのためには、どん欲に「上へ上へ」と改善を繰り返していきましょう。