中学生必見!!定期テスト(国語)の点数の上げ方

2019.09.18 ブログ

みなさん、こんにちは。
さくらアカデミーの福山です。
今回は「定期テストの国語の点数の上げ方」を書いていきたいと思います。

私自身、国語の定期テストはボーナス科目ととらえています。

以下の5つのステップを抑えれば、英語や数学と比べ、少ない勉強時間で高得点を取ることができます。

定期テストの国語対策のステップは5つです。

1、先生の出題のクセをみつける。

まず1つ目が、「前回の定期試験の問題」を見て、どんな問題が、どんな形式で、どれくらい、でているか確認しましょう。
そして出そうな問題を予測しながら学習を進めていきましょう。

チェックポイント
語句問題
・漢字の読み書き
・言葉の意味
・配点は?
・文章内の出題か?単独の問題か?

文法問題
・配点は?
・文章内の出題か?単独の問題か?

読解問題
・因果関係(理由と結果)を問う問題は出ているか?(例:〇〇はなぜか?)
・言い換え問題は出ているか?(例:〇〇とはどういうことか、~しなさい。〇〇とは何を意味しているか?)
・5W1Hの問題はでているか?(何を~しているのか?どんな~なのか?)
・どういう形式か?(例:選びなさい、抜き出しなさい、説明しなさい)
・指示語問題はでてるか?(例:これ、それ、そのような)
・接続語問題はでているか?
・文挿入問題はでているか?
・作品に関する知識問題はでているか?(例:作者、作品名、時代、ジャンルなど)

記述問題
・作文は出ていないか?
・字数はどの程度か?

2、語句問題の対策をする

そして次は語句問題対策です。

ここでの対策は読み・書きどちらも対策しましょう。

どちらで出題されても解答できるように準備しましょう。

また熟字訓(例:七夕、梅雨、田舎など)は先生が出題しそうな要素が満載です。

3、音読をする

この音読は非常に重要です。

前述した接続語問題文挿入問題に対してはこの音読が有効です。

また、初見の文章が出題される入試と異なり、定期試験は授業で扱った文章が出題されます。

そのため、先生は、生徒が文章の内容が頭に入っていると想定して問題作成をしています。

その結果、試験時間に対して問題数が多くなります。

定期試験本番で文章を理解しながら、問題を解いていては時間切れとなる可能性があります。

4、授業ノートを見直す

この作業は前述した1と一緒に行ってください。
その際、授業で扱った内容が、試験ではどのような問題になるかイメージすればよいでしょう。

また、サービス精神にあふれる先生なら、出題するポイントを授業中におっしゃっている可能性があります。

そのポイントを再確認し、サービス問題は必ず得点しましょう。

5、教科書ガイドを買う

1~4の対策をしたのにも関わらず、点数が上がらなかったという生徒は最終奥義「教科書ガイド」を購入しましょう。

なぜ教科書ガイドが最終奥義かというと、上記の1~4を必死にせずとも出題されそうな問題や記述問題の模範解答がすでにまとまっているからです。

教科書ガイドで対策をすれば、必ず点数は伸びるでしょう。

しかし、先の高校受験を見越したときに、教科書ガイドを使うことで、皆さん自身が限られた時間の中で自分で考え、優先順位を決め学習する経験を奪ってしまう可能性があります。

したがって、もう後がない生徒を除いて、教科書ガイドでの対策は私自身あまりお勧めしません。