成績を上げる3つの正しい学習法(各教科編④)   「歴史が嫌い&苦手な人  専門の学習法」

2022.04.09 ブログ

今回は、

「歴史が見るのも嫌な人のための、

 ちょっと邪道な歴史学習法」

をお伝えします!!



歴史は序盤ある程度暗記が必要な科目ですが、

ここで重大なポイントがあります。

人間の脳は、

「嫌いなものは覚えられない」

のです。

逆に言えば、

「好きなことは覚えられる」のです。

学習嫌いの小学生でも、

男子はポケモンの名前と進化と特技は全て覚えているし、

女子はジャニーズの新しいユニット全員の、

名前と年齢と趣味と歌の歌詞を全て覚えています。

教科書を上回る、

とてつもない情報量なのですが、

「好き」は困難さを超えるのです。



歴史で最も重要なのは、

「興味を持つこと」「好きになること」

これに尽きます。

じゃあ、

「どうやって好きになるか?」

今回のテーマはここです。



歴史が嫌いな人の思考は、

「こんなの覚えてなんになるの?」

「過去なんて今の私には関係ない」

「そもそも何も面白くない」

だと思います。

そもそも「教科書」というのは、

あまりエンターテイメント性を重視していません。

というわけでお待たせしました。

お勧めの学習法です。



①歴史マンガを読む!!!

この手法は「ビリギャル」でも紹介されていますが、

最高にお勧めです。


歴史マンガは

「ストーリー性」があり、

「エンターテイメント性」に満ちています。

特に商業誌に載っているものは、

人気が無ければ打ち切りにされてしまうので、

ありとあらゆる「面白エピソード」が、

つめこまれています。


歴史マンガを読んで、

大体の人の性格、

およその歴史の流れ、

出来事の因果関係、

これらをつかんでから、

教科書を読みましょう。

頭への入り具合が全く変わってきます。


絶対効果があり、

誰でも始められます。

超お勧めです!


ちなみに僕の一番のお勧めは、

「竜馬が行く」です。

僕はこの一冊で歴史大好きになったおかげで、

日本史では全く苦労せず、

センターも1問ミスでした。



②二度とマイナスな思考を持たない!!!

人間の脳は「意味が無い」と判断すると覚えません。

皆さんが、

「こんなこと覚えてなんになるの?」

「過去には私はこだわらない」

「戦争と日本の悪口ばかりで超つまらない」

と思う気持ちはわかります。

わかりますが、

二度とそう思わないで下さい。


そう思った時点で脳が覚えることを拒否します。

あと大事なのですが、

「保護者の皆様も絶対同調しないで下さい!!!」

特に「お母様」は歴史が苦手な方が多いです。

「こんなの覚えてなんになるの?」

と娘さんに言われたときに、

「そうよねー」

は禁句!!!



生徒の皆様は、

「歴史を知ることで、海外で通用する真の国際人になれる」

「過去を知ることで、将来の判断で大失敗をしなくなる」

「日本の功績は、自分で調べてみる」

と意識を変えることです。


自国の歴史を知らない人間は、

「アイデンティティーが無い」とされ、

海外でも全く相手にされません。



③過去問を解いてみよう!!!

歴史の定期テストはすごく難しいですが、

入試の過去問などを解いてみてください。

そんなに難しいですか?

高校入試であれば、

基本的に「広く浅く」できていれば大丈夫。

定期テストみたいに、

「狭く超深く」学習しなくても大丈夫だと言うことに、

気づきます。

そうすれば

「ざっくりと」

流れを押さえることに意識がいくでしょう。

模擬試験の歴史の得点は、

そうしてはじめて上がってきます。



近代初期に大きな仕事をなしえた大政治家たちは、

みんな日本史を学習していました。

将来日本を動かしていく皆さんは、

歴史から多くを学んで欲しい!

そのためにも頑張りましょう!!

 

今後も少しずつ、ブログで発信していこうと思っていますが、

勉強の正しい努力の方法と大切さの指導は、是非さくらアカデミーにお任せください!

お読みいただき、ありがとうございました。