正しい学習法<意識編②> ~「伸びる生徒と伸びない生徒の違い」~

2019.05.20 ブログ

成績が伸びる生徒と、

頑張っても成績が伸びない生徒との、

学習法の「決定的な違い」を、

遂に発見しました!!!

「一言で言い表せる、伸びる子と伸びにくい子の学習法の違い」

が見つかりました。



伸びる子は

「忘れることを前提」

とした学習をしていると言うことです。

伸びない子は、

「一度書いたら忘れないことを前提」

として学習をしています。



具体的に、伸びる子と伸びにくい子の違いを、

まずは幾つか挙げてみましょう。



【英単語の練習(復習)】

伸びにくい生徒は

× 「同じ単語をノートに1行ずつ書く」

たとえば、単語を見ながら、

apple,apple,apple,apple,apple,apple・・・

と書いてノートを1行埋め、

その次に、

box,box,box,box,box・・・

と2行目に移ります。

最後のzebraを練習し終わった後、

テストをしてみると、

もうappleは忘れていて書けない。

と言うことが多いです。



伸びる生徒は

○ 「全ての単語をセルフテストする」

答えを下敷きや定規で隠して、

全ての単語を「見ないで書けるか」まずテストします。

そして、丸付けをし、

出来なかった単語だけ、

発音しながら3回書いて、

またテストします。

全部○がついたら終わり。



【左ページに解説・右に問題があるドリルの解き方(復習)】

伸びにくい生徒は

×「解説を全てノートに写してから、問題を解く」

ドリルの左側に書いてある解説

「平安京・・・794年桓武天皇は律令政治の建て直し

 のため、都を現在の京都に移した⇒平安時代のはじまり

 政治改革・・・地方政治の建て直しと律令政治の教科

 蝦夷の平定・・・坂上田村麻呂を征夷大将軍に・・・」

を全て写す。

1ページ写し終わったあと、

テストをすると、

もうほとんど覚えていない。



伸びる生徒は、

○「まず問題を解き、間違えたところをチェックする」

まず右側の問題を答えを見ないで解き、

丸付けをする。

そのあと出来なかったところをチェックし、

覚えて、またテストをする。

全部○になったら終わり。



基本的に学習しても、

今日習った内容のうち50%は、

8時間で忘れてしまいます。

75%は、

1日で忘れてしまいます。

そこで

「忘れる度に、繰り返す」

必要があります。

人間だから、忘れます。

ましてや、

英単語など、興味が無い人にとってはなおさらです。

「忘れた後で復習する体制があるかどうか」

ここが大きなポイントです。



解説書の書き写しは、ムダです。

数時間後には忘れてしまっているからです。

ドリルの「問題文を全部写す」のも、

ムダです。



学生は忙しい。時間は限られています。

効率的な学習を進めましょう!!!

「忘れることを前提とした学習」

ぜひ意識してみてください!