自分に合った勉強法を見つける方法、知ってますか?
こんにちは!さくらアカデミーの畠山です。
突然ですが、皆さんは認知特性という言葉を知っていますか?
この認知特性、勉強をするうえで実はかなり大事なものです。
私は大学の授業で知りました。もっと早く知りたかった……。
さて、認知特性とは、目で見る、耳で聴く、鼻で嗅ぐといった、
五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な情報を記憶したり、脳の中で理解して表現したりする能力のことを言います。
例えば、
「文章だけだと理解できないから図を書く」
「教科書の文章は音読しないと頭に入ってこない」
「口頭で頼まれた内容はメモを書かないと覚えられない」
みたいな経験ありませんか?
こういった物事への記憶・理解のしやすさには個人差があり、認知特性が深く関わっているんです。
認知特性は大きく分けて「視覚優位」、「言語優位」、「聴覚優位」の3つに分けられます。
視覚優位:情報を「見て記憶する」のが得意
言語優位:情報を「読んで記憶する」のが得意
聴覚優位:情報を「聞いて記憶する」のが得意
人はこれらのタイプのうちどれか、あるいは状況により複合的に当てはまると言われています。
また、認知特性は生まれながらにある程度決まっていて、生活環境のなかで伸びていくため、大きく変えることは難しいとも言われています。
バランスよくこれらの認知特性を活用できる人もいれば、得意不得意の差が大きい人もいますから、
自分がどのタイプの人間で、どういう処理が得意・苦手かを知ることは、効率的な勉強をするためにも重要になってくるのです。
仮に模試の解きなおしをするとして、
視覚優位が強い人なら図やイラストに起こしながら解きなおすと覚えやすいですし、
言語優位が強い人なら自分の言葉でまとめなおすと覚えやすいです。
聴覚優位が強い人なら解説を実際に声に出して読んだり、人に解説してもらったりすると覚えやすいですよ。(もちろん個人差はあります!)
気になった人はぜひ認知特性について調べてみてくださいね。
こちらのリンクから簡易的なテストができるみたいです!
楽しいのでぜひやってみてください。↓