【数学勉強法】参考書の選び方に注意を!!

2023.04.14 ブログ

5月12日、13日は中国方面から黄砂が飛来し、花粉と相まって猛威を振るっていました。

皆さんご体調は大丈夫でしたか?

 

青森県南、岩手県北の小学生・中学生・高校生の皆さん、保護者の皆様こんにちは。

さくらアカデミー八戸廿六日町教室です。

前回の英語学習法についてはお読みいただきましたでしょうか。

まだだよ、という皆さん、こちらからどうぞ

↓↓↓

https://hachinohe.sakura-academy.info/2023/04/2080/

受験学年以外の皆さんも十分に使える内容です。

是非ご参考にしてみてください。

さて、今回は数学についてお話を進めてまいります。

数学学習法 4月5月参考書の選び方

数学の学習はどのタイプの参考書を選ぶかが大切

 

最近は受験向け学習参考書が大変充実しています。

どれを手に取ればいいか迷うことも多いかもしれませんね。

実は数学ではこの選択が後々に非常に大きな影響を与えることになります。

数学参考書のタイプ分け

 

数学の参考書のタイプを大まかに分けてみます。

 

① 薄手の全単元網羅タイプ問題集・・・「基礎問題精講」など

② 厚手の全単元網羅タイプ問題集・・・「チャート式」など

③ 単元別講義系タイプ・・・「KADOKAWA」シリーズ他多数あり

④ 全単元講義系タイプ・・・「やさしい高校数学」「初めから始める数学」など

 

だいたい上記のようなタイプになっています。

ざっくり言うと「厚い」か「薄い」か、「問題集」か「講義系」か

と言えるでしょうか。

このうち、問題集系の参考書の選択に大きなポイントがあるのです。

厚い参考書を手にするときには使い方に注意を!

 

今はまだ4月です。

ですから、ちょっと厚手の問題集に手を出すこともできる時期ですね。

ですが、使い方には注意しましょう。

1冊の問題集で全単元の学習をするときですが、『最後まで終わり切れない』ことがないように注意しましょう。

数1A・数ⅡB、そして数Ⅲまで学習しなくてはならない場合ですが、3冊をしっかりやり切るのは大変な労力を必要とします。

そのため、まずは「例題」にのみ取り組む、またはある単元だけの学習のためのみに使う、などの工夫が必要です。

全単元をやる予定で手を付けたものの、最後まで終わり切れない、ということだけはないように気を付けましょう。

最後まで終わり切れない厚手より3周回した薄手の参考書

 

厚い参考書を利用して最後まで終わり切れないよりは、薄手の参考書で構わないので3周回して完璧に仕上げる方が勉強の理にかなっています。

分量が少ない方が心理的な圧迫を受けることもありません。

上手く最後まで終わることができたら、レベルを変えて次の参考書に移ることも可能です。

繰り返しになりますが、しっかりとやり切って内容を理解する方が大切です。

おススメ参考書

まずは基礎レベルを網羅した薄手の参考書をやり切ろう!

 

最初の1冊として手にするのは、おなじみかもしれませんが、

『基礎問題精講」

がおススメです。

1冊で全単元を学べ、問題数も頑張れば1ヶ月、通常でも2か月程度で1周することができる分量です。

まずは例題の部分のみを最後まで解き切りましょう。

解説も詳しめですので、わからなかった問題は解説を参考にしてやり方を理解し、解きなおしをして出来るようになっていれば大丈夫です。

この時、解答解説を確認してもよくわからない、という場合には「講義系」の詳しく解説している参考書で確認するとよいでしょう。

2冊目以降はレベルによって変えていこう!

 

2冊目以降は進め方が広がってきます。

レベルを少し上げた問題集に取り組むことになりますが、共通テスト重視なのか2次試験対策重視なのか等、何を目的として取り組むのかでも変わってくるでしょう。

参考書の紹介は次回以降に譲りますが、目的をもった参考書選びを心がけましょう。

まとめ

今回強くお伝えしたいのは、

「参考書はやり切ることが大切。終われない厚い1冊よりも周回をこなせた薄い1冊」

ということです。

自分が使える時間と相談し、まずは1冊やり切ってみましょう。

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