【英語勉強法】2024年度大学受験生が4月5月にしておくべきこと!
4月も中旬に入りましたね。
学校では新学期の授業も始まってきていると思いますが、新たな年度をどのように迎えられていますでしょうか。
青森県南、岩手県北の小学生・中学生・高校生の皆さん、保護者の皆様こんにちは。
さくらアカデミー八戸廿六日町教室です。
今回は、2024年度受験を向かえる皆さんが、4月5月にしておいてほしいこと、特に英語に絞ってお伝えします。
受験学年以外の皆さんも十分に使える内容です。
是非ご参考にしてみてください。
目次
2024年度受験生英語学習法 4月5月
英語の学習は順序を守ることが重要
最近は多くの場所で紹介されるようになり、耳にしたことがある人も多くなってきたと思いますが、英語は学習の順序が非常に大切です。
受験に臨む上での最終的な到達点は「長文読解」。
つまり、長い文章を読み、それに対する設問に答えられるようになることです。
とはいえ、最初から長文問題集に取り組むことはお勧めしません。
もちろん、これからお話する内容の基本分野を終えている場合には長文から取り組んでいただいても構いません。
長文問題に対応できるようになるためにも、一つずつクリアしていきましょう。
まずは単語と文法を平行して
言葉の基礎は、最小単位で区切った時に残るもの、つまり単語にあります。
文章に出てくるわからない単語が多くなればなるほど、その文章全体の意味を正しくとることは難しくなります。
さらに、ある一定量の語彙がわからない時には、文章を読むこと自体が不可能になることさえあります。
試しに、何かの文章の6割くらいを黒く塗りつぶしてみてください。
その語の品詞等にもよりますが、残っている単語のみでは何が言いたいのか見えてこないことはありませんか?
それだけ基礎的な単語を覚えるのは重要なんですね。
単語帳はどれでも大丈夫!
それでは「どうやって単語を覚えるか」ですが、基本単語の習得には「単語帳」を使いましょう。
高校生以上のみなさんは一冊は持っていると思います。
どの単語帳がいいか質問を受けることがありますが、1冊目に関してはそれほどナーバスになる必要はありません。
「ターゲット1900」「LEAP」「AVAIL」「システム英単語」など、最近耳にする掲載語数2000語程度の単語集を1冊目に使うとよいでしょう。
2冊目に関しては最初の時点では必要ありませんので、まずは1冊を完璧に覚えきることを目標としてみてください。
文法学習は注意が必要!
共通テストが始まり、センター試験時に出題されていたいわゆる4択式の文法問題がなくなりました。
もちろん、私大の一般入試などではまだまだ見られますが、国公立の優先順位が高い受験生の皆さんを中心に、文法の勉強の仕方には注意が必要となります。
それは「読むための文法」の方がより重要になり、「文法問題のための文法」の重要さが低くなるということです。
4拓式の問題で出題される文法事項は「重要文法」であっても、英文の中では頻出しないものもあります。
むしろこれからは一通り基礎英文法を学んだのちは、実際の英文にあたってみて、読み切れないところの文法内容に戻る、という勉強の仕方が重要になってくるでしょう。
4択の問題を専門的に勉強するのはもう少し後に取っておきましょう。
4月5月は基礎固めの徹底―長文前に解釈を
先を急ぎすぎないように!
「受験では長文が必要」という意識が強すぎると、春先から長文を1日1題読まなくては、という気持ちになるかもしれません。
ちょっと待ってください。
1日1題は夏過ぎ、秋からでも大丈夫です。
その前に、単語や文法が読解の際に活かされているかチェックしましょう。
それが「英文解釈」「構文解釈」といわれる勉強です。
いわゆる長文はざっくり言うと「短い文が集まったもの」です。
短い文が集まっているということは、その1文1文が読めない状態では長文には太刀打ちできないということになります。
まずは1文1文をしっかり読めるようにしましょう。
英文解釈参考書
取り組むとよいのは
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」
または
「基礎英文解釈70」「基礎英文解釈100」
等です。
これらの本は、長文とまではいかない長さの文の構造をしっかりつかみ取ることを目的に作られています。
そんなに時間もかかりません。
「SVOC」の構造を取ることができ、書いてある内容を理解できるところまで仕上げましょう。
まとめ
英語が苦手な人ほど、焦って長文に早く手を出しすぎてしまう傾向があるようです。
短い文を正確に読めなくては長文に挑むのが苦しいということは理解できると思います。
順番を間違えず、確実に英語力を高めていきましょう。
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