【国語の勉強法⑧】指示語③

2022.02.15 ブログ

皆さん、こんにちは!さくらアカデミー講師の井元です。

私はこれまで、神奈川県の大手集団進学塾で小学生・中学生を対象に国語・社会等の科目を中心に指導してまいりましたので、本日も国語の勉強法について少しだけ紹介させていただければと思います。

 

前回は、中学3年生はあと1ヶ月ほどで青森県公立高校入試があるということで、残りの期間で少しでも点数が上げられるように、順番を変更してそもそも指示語とは何なのか、指示語を使う理由・目的について、お話しさせていただきました。今回はその続きということで、指示語の指示内容のつかみ方を、お話ししていきたいと思います。中3生はもちろん必見ですし、他の学年の方にも、非常に参考になると思いますので、是非ご覧いただければと思います。

 

例文:机の上にリンゴがある。私はそれを食べた。

 

このような文があったとします。まず、この文の中にある指示語は「それ」です。前の塾では、「指示語が出てきたら丸で囲もうね!」と指導していました。これは指示語を意識し、読みながら指示語の指示内容をつかむ癖をつけて欲しいためです。

 

指示語の指示内容のつかみ方ですが、全部で三つのステップがあります。

 

指示語の指示内容をつかむ一つ目のステップは、「指示語の前後からヒントを得る」です。

今回の例文だと、「それ」という指示語の前後から、「それ」は「私」が食べたものである、つまり、(「私」がよほどの偏食でない限り、)「それ」は食べ物であるというヒントが得られます。

 

ということで、本日は指示語の指示内容のつかみ方の三つのステップのうち一つ目のステップ(「指示語の前後からヒントを得る」)についてお話させていただきました。次回は残り二つのステップについて、お伝えしていこうと思います。是非ご覧下さい。

 

今後も少しずつ、ブログで発信していこうと思っていますが、勉強の正しい努力の方法と大切さの指導は、是非さくらアカデミーにお任せ下さい!