【国語の勉強法②】「語彙力」の付け方
皆さん、こんにちは!そして、三度目まして!さくらアカデミー講師の井元哲平です。
私はこれまで、神奈川県の大手集団進学塾で小学生・中学生を対象に国語・社会等の科目を中心に指導してまいりましたので、本日も国語の勉強法について少しだけ紹介させていただければと思います。
前回は「語彙力」の重要性についてお話しさせていただきました。
本日は、その重要な「語彙力」をどのようにして付けていけばいいのか、お話しさせていただきます。
「語彙力」を付けるために必要なことの一つ目は、会話でも、文章でも、知らない言葉が出てきた時に、まず「意味を類推する」ことです。前回の例でも挙げさせていただいたように、意味のわからない言葉が一つだけの場合や、割合が少ない場合は、前後の文脈などから意味を類推することが出来ます。これをすることによって「思考力」も付きますし、ただ調べるだけよりも、脳が深い処理をしているので、記憶に残りやすいです。
「語彙力」を付けるために必要なことの二つ目は、その類推した意味が合っていたか、例文も含めて調べ「すり合わせをする」ことです。調べるのは出来れば辞書などの方が好ましいですが、辞書を引くのが面倒でやらなくなるぐらいならインターネットなどでもいいと思います。これを早いうちからやっていくことで、わからないことをそのまま放置しない癖を付けることも出来ます。
「語彙力」を付けるために必要なことの三つ目は、「その言葉を日常生活で意識して使っていく」ことです。人間は悲しいぐらい忘れていく生き物です。せっかく覚えた言葉も使っていかないと忘れてしまいます。逆に、その言葉を日常的に使っていれば忘れてしまうことはありません。
まとめますと、自分なりに意味を類推し、正しい意味を調べて覚え、例文を読み正しい使い方を知り、実際に普段から意識して使っていくことで「語彙」として定着していきます。また、これを習慣的に行っていくことで「語彙力」が付き、理論上は知らない言葉を減らしていくことが出来ます。とは言っても、現実に行うのは難しかったりしますので、何かお困りの点や、ご不明点などがございましたら、お気軽にご相談ください。
今後も少しずつ、ブログで発信していこうと思っていますが、勉強の正しい努力の方法と大切さの指導は、是非さくらアカデミーにお任せ下さい!