頭を良くする具体的な方法

2020.09.12 ブログ

 「頭のいい人になりたい」という願望は老若男女問わず皆持っているものだろう。この願望を叶える方法について紹介しようと思う。

この方法は自分は中学生の頃から行っているものであるが、自分の場合、別に頭を良くしたいと思って始めたわけではない。なんとな~く知らず知らずのうちに続けてきたことで、みんな実行していて当たり前のことだと昔は思っていたのだが、どうやらそうではない、ということに2、3年前に気付いて今に至るという感じである。

具体的な方法を伝える前に、「どうすれば頭が良くなるのか?」という問いの答えについて説明しよう。答えは非常に単純で、「頭をたくさん使えばいい」のである。脳が、使えば使うほど動きが活発になるというのは科学的にも実証されているわけで、筋肉と同じように脳細胞も使えば使うほどその繋がりは強くなっていく。

そうすると、「たくさん勉強すればいい」ということになってしまいそうだが(もちろんそれはそれで間違ってはいないが・・・)、自分の考えは少し違う。「(机に向かって)勉強するということは、頭を使うということの手段の1つに過ぎない」ということである。

つまり、机に向かっていなくても頭を使うことはできるのだから、そういうときでも頭を使おうね、ということ。しかし、ただ漠然と「頭を使え」と言われてもどうしたらいいかわからない人の方が多いだろう。

そういう人は、「過去のことを思い出す」ということから始めるのがいいと思う。昨日勉強したことでも受けた授業の内容でも何でもいい。楽しかった思い出でも何でもいいので、「何も見ずに」思い出せるだけ思い出してみる。それも、通学途中、風呂に入っているとき、食事をしているときなど、「机に向かっていないときに」である。そうすれば、寝ている時間以外は常に頭を使っている状態になるわけだ。

これは簡単そうに見えるが、やってみるとかなり大変なようだ。自分はもう20年以上やっていることなので何も感じないが、2年ほど前、教え子の1人に「やってみなさい」と指示して実際にやらせてみたところ、「しんどすぎて夕方辺りで限界が来て、その後勉強する気力が起きませんでした・・・」という答が返ってきたことがある(こういうのは筋トレと同じで、最初はできなくても続けていればそのうちできるようになっていく)。

それくらいしんどいこと(らしい)ので、継続し習慣化できれば間違いなく頭が良くなることだろう。しかし、あまりやりすぎると結構強烈な副作用が発生するので、それについて説明して終わろうと思う。

 

副作用①

思い出し笑いと独り言が習慣化し、周りから「変な人」と思われる。

→以前にあったことを思い出す、となると、それは映像として頭に残っている記憶を呼び起こすことになる。その際、他の人が言ったことや自分のそのときの感情もそのまま思い出すことになり、無意識のうちに口が動いたり表情が変化したりするため、

「・・・おまえ、何ブツブツ1人でしゃべってるんだ?」

「え、俺今何かしゃべってた!?」

という状況が多々発生する。

 

副作用②

自分の失敗など、嫌な出来事を忘れることができなくなる

→前の記憶を何度も反復することになるので、嫌なことが(そうでないことも)九九のように一生忘れられない出来事として残ってしまう。ただ、自分の失敗をずっと覚えていることができるので、同じ失敗をしないで済むという大きなメリットはある。

 

興味のある人は(ほどほどに)実践してみるといいだろう。

 

以上!

 

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